小鉄、復活

小鉄の食欲は、ほぼ回復しました。
1番刈り牧草は、まだ食いつきが良くないものの、
ごはんを平らげ、次のごはんの時間には飛びついてきます。

そして、今日の血液検査の結果報告ですが
劇的に改善していました。

このまま様子を見て、1週間後に問題がなければ
治療が終了になります。

小鉄の回復を願ってくださった皆様、本当に感謝です。
密かに心配していただいた方、ありがとうございました。



小鉄に何が起こっていたのか、データを残したいと思います。
ここから先は、専門的な内容になりますので、
興味のある方は、続きを読んでください。
小鉄の血液検査のうち、異常があったものを抜粋してみました。



GPTは、肝細胞がダメージを受けたときに血液中に出る酵素です。
そのダメージが細胞内部にまで進むと、GOTという酵素が血液中に出ます。
6/29の時点で、小鉄の肝臓は、かなりのダメージを受けていたことがわかります。

7/1も、肝機能は改善されていません。
※は、正確な数値を出すために血液を希釈して再検査したものです。

RBC(赤血球)、HGB(ヘモグロビン=血色素)の低下がみられます。
正常範囲ではありますが、HCT(ヘマトクリット)が急激に低下しています。
HCTとは、全血液中に含まれる血球成分(白血球、赤血球、血小板)の割合を表します。
これは、赤血球が破壊されていることを示しています(溶血といいます)
その結果、小鉄は貧血になっていました。

壊れた赤血球から出た血色素が尿に混ざり、赤い尿も出ていました。
これは、ヘモグロビン色素尿といいます。
ちなみに血尿は、赤血球そのものが尿に出たもので、色素尿とは別物です。

7/5は、食欲の回復と共に、肝機能も回復、新しい赤血球も作られているようです。
尿も正常でした。

良くなってきた今だから、公開できるデータでもあります。
7/1に改善が見られないどころか、悪化していたとき、
正直、死んでしまうのではないかと思いました。

これが人間であれば、食べることなど絶対にできません。
大変な数字を出しながらも、小さな小鉄は食べようとしていました。
その小鉄の前で悲しむことは、彼の足を引っ張ることになります。
なんの自信もないけど「大丈夫や」と言ってみました。
飼い主にできることなんか、これぐらいしかないんです。たぶん。


肝臓がダメージを受けたり、溶血が起こる原因は、
ウイルス、細菌、化学物質、熱など等、さまざまで特定できないようです。
玉ねぎを食べた、洗剤や薬品を口にした等、明らかな心あたりがなければ
飼育環境に問題があるわけではないと考えてよいとのことです。

今後のことを考えると、何をどうしたらいいのかわかりませんが、
小鉄の身の回りに危険がないか、チェックしておこうと思います。
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