キミのことも忘れない

長らくこのブログを見てくださっている方や
過去記事まで読んでくださった方には
なんとなく記憶にあるようなないような、
そんな感じかと思われますが。

2008年におサカナのご紹介(2008.12.06)という記事に登場した
熱帯魚のお話でございます。


吾輩は南米淡水フグである。
名前は仁(じん)。

どこで生れたか頓と見當がつかぬ。
・・・これ以上パクると夏目さんにアレなので自主規制

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私のお気に入りの魚です。
気付けば、うちに来てからもう7年ぐらい。

南米淡水フグは、その名のとおり
南米の淡水(いわゆる真水)域に生息しています。

汽水(真水と海水の間、みたいな)域まで侵入することもあるという
噂もチラホラあったりなかったり。

なんせ、生態も雄雌の区別さえも不明なので
人工的に繁殖させることも難しく
国内でのブリード個体はいないと思われます。たぶん。
入手経路は現地(南米)からの輸送のみ。きっと。

熱帯魚界用語?でいう『ワイルド』ってやつです。
ワイルドだろぉ?(古っ)

ワイルドの皆さんは
水槽という環境に馴染みにくかったり
人工飼料を食べなかったり、ちと小難しい部分もあります。

それなのに、この家で、この飼い主の元で
長く暮らしてくれていることに
ひたすら感謝です。

さらに、南米淡水フグは一生歯が伸び続けるので
多くの場合、定期的に歯を切らなければなりません。

仁も何度か歯を切りました。

フグの歯を切れる獣医なんて聞いたことないし
仮にいたとしても
病院に連れて行くことすらフグにとっては命取りなので
飼い主が自分で切るほうが安全ということになります。

美的センスとか細かいものを見る視力とか度胸とか根性とか覚悟が必要です。
水槽から出して、爪切りとかニッパーで切るわけです。
命を落とすかもしれません。
でも切らないと、ゴハンが食べられなくて餓死してしまいます。
でも切ったら切ったで命を落とすかもしれない。

究極の選択。

仁の歯は伸び伸びで
口が開いたままだし噛み合わせもおかしくなってきたので
ぼちぼち切ろうかと思いつつも
7年生きてるってフグ的には若いのか老いてるのか分からんから怖いし
ちゃんとゴハン食べてるし
「もうちょっと様子見」のまま様子見しまくりの毎日でした。

そんな矢先。

水槽の蓋と外掛けフィルターの間にある
えっ!?こんなことから出れるん!?な隙間から
水槽の外にジャンプして
熱帯魚界用語?でいう「飛び出し事故」で亡くなってしまいました。

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※後ろに写ってる四角いポンプの上が、例の隙間

不覚。
防いであげられなくて
気付いてあげられなくて
助けてあげられなくて
ごめん。

仁のいない水槽は
とんでもなく寂しい。

いつまでたってもアホが治らん。

ちょっと気を付けてあげれば済んだことなのに
天寿を全うしてもらいたかったのに
ほんまに悲しい。
めっさ悔しい。

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※歯が伸び伸びです・・・

それでも言わせてほしい。

仁、
水槽の前に行くと、いつもブリブリ愛想を振りまいてくれて
7年間うちにいてくれて
本当にありがとう。
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